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漢字

Q 「漢字」と呼ばれるのはなぜ?

A 漢の時代に領土の拡大などがあり、漢が中国王朝の代名詞となったから

「漢字」は漢の時代につくられたわけではありません。「漢の時代は領土が拡大し、約400年も続いたため、漢が中国を表す代名詞となったから漢字と呼ぶのでしょう」(久保さん、以下同)。現在も、中国国内で大多数を占めるのが「漢民族」で、言語は「漢語」と呼ばれ、「漢語」を表記するための文字が「漢字」です。

 

Q 漢字は全部でいくつあるの?

A 日本の漢和辞典では最大5万字強。活字のフォントは10万~15万字

 漢字の数を辞典に載っている数と考えると、日本では『大漢和辞典』(大修館書店)が最大で、5万305字を収録しています。中国では『中華字海』という辞典に8万5568字が収録されています。印刷に用いる活字のフォントは、旧字なども含めて10万~15万字に及ぶともいわれています。

 

Q いちばん画数が多い漢字は何?

A 「テツ、テチ」と「セイ」

 先の『大漢和辞典』では「龍」を四つ並べた「テツ、テチ」と「興」を四つ並べた「セイ」が、ともに64画で最も画数の多い漢字です。「タイト」と読む84画の字も存在が噂されていますが、「辞典に載っておらず、使われた記録もありません」。

 辞典にはないものの、よく使われているのが、中国中央部の都市・西安の名物料理「ピャンピャン麺」の表記に使われる漢字で、57画です。

 

Q 「部首」の「首」って何?

A 「部」の中の代表が「部首」。「部」と「部首」は違う

 漢和辞典を見ると、「水部」や「木部」のように「部」ごとに分かれています。では、「部首」とは何かというと、「首」は「トップ、代表」の意味なので、「部」の代表のことです。「水部」なら「水」、「木部」なら「木」です。「最近はあまり区別されませんが、正しくは『さんずい』や『したみず』は部首ではありません。『さんずい』は水部の中の偏の名称で、『したみず』は同じく水部の中の脚の名称です」

 

Q 部首の数は昔と今で違うの?

A 『説文解字』では540の部首。現在の辞典は200強に削減

 部首法が初めて用いられた『説文解字』(100年)で540だった部首は、『康熙(こうき)字典』(1716年)で214に整理されました。日本では、例えば「営」の旧字の「營」は「火部」でしたが、「当用漢字」で「営」と表記することが決まると、「火部」のままとしたり、「口部」に変えたり、「ツ部」を新設するなど、対応が分かれたため、辞典ごとに部首の数が異なります。

 

Q 漢和辞典によって字の成り立ちが違うのはなぜ?

A 1899年の甲骨文字発見で成り立ちの研究が進んだから

 漢和辞典に記された成り立ちは、古くから漢字研究の聖典とされた『説文解字』に準拠しており、以前は辞典ごとの違いはありませんでした。しかし、1899(明治32)年に中国で甲骨文字が発見されると状況は一変。『説文解字』は甲骨文字の存在を知らずにまとめられたからです。やがて辞典の編者によって成り立ちに違いが見られるようになりました。

 

Q 「字体」と「書体」はどう違う?

A 字体は同じ意味の旧字など。書体はおもに書き方の違い

例えば「島」なら「嶋」「嶌」などが字体の異なる漢字です。いわゆる「旧字」は、異なる字体を表しています。書体は、書き表し方の違いで、篆書(てんしょ)、隷書(れいしょ)、楷書(かいしょ)、行書(ぎょうしょ)、草書(そうしょ)の伝統的な手書きの五体などです。活字の明朝体、ゴシック体も書体です。

 

Q 「しんにょう」にはなぜ一点と二点があるの?

A もともとはすべて二点だったが「当用漢字」選定の際に一点に

「しんにょう」は、印刷用の活字では古くから二点でしたが、手書きでは二画目と三画目をつなげて、一点のように書かれていました。そして、1949(昭和24)年に示された「当用漢字字体表」では一点が採用されました。一方、「当用漢字」以外の「しんにょう」がつく漢字は、その後も二点で印刷され、「常用漢字」として加わる際に「二点が主流」という理由で二点のままになりました。

 

Q 今と昔で書き順は違う?

A 基本的に書き順は変わっていない。そもそも正しい書き順は存在しない

 古くは書道の流派や書体によって書き順(筆順)は異なりました。そこで、1958(昭和33)年に文部省(当時)が「筆順指導のてびき」を定めました。しかし、これはあくまでも学校教育用で、「他の書き順も誤りではない」という旨があわせて記されています。従って、正しい書き順というものは、存在しないのです。

 

こちら週刊朝日別冊『みんなの漢字』より

 

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